I 邸
June 2018: 新築一戸建て
設計・施工| 海岸屋ふー
お母さまと住む広い敷地の一角に、若いご夫婦と生まれたばかりの娘さんが住むための平屋の家を建てるご希望でした。
飛行機が上空を通る土地なので、防音のためにセルロースファイバー吹込みの断熱を希望されていて、海岸屋では初めて施工しましたが、結果は「とても静か」ということで安心しました。

外観は切妻の平屋です。屋根勾配や高さは、事前に実物大のシミュレーションをしたので、みんなが期待していたフォルムになったと思います。

リビング。松の梁が屋根を支えています。これは宮城県の栗駒まで大工さんと一緒に取りに行ったものです。薪ストーブはお施主さまがご自分で探してこられた、川原薪ストーブ本舗の施工になるものです。

キッチンは、海岸屋ふーでは定番の「星精郎」の制作によるもの。材料は地元の山武杉です。赤身の部分を柾目使いにしたので和風に傾きすぎない表情になったと思います。

洗面脱衣室。洗面カウンターと建具枠をヒノキでそろえました。湿気に強い材料だからです。

浴室は十和田石を張りました。